クリル諸島発展プログラムによる四島開発の成果を強調 サハリン知事

サハリン州のリマレンコ知事は、ロシア極東・北極圏発展省の会議に出席し、2022年の成果と2023年の課題について話し合った。冒頭、極東連邦管区大統領全権代表のトルトネフ副首相は「2022年3月以来、ロシアは前例のない制裁圧力に直面している。しかし同時に、プーチン大統領が決定した極東の先進的発展という主な目標は変わっていない」と挨拶。 知事は連邦計画「クリル諸島社会経済発展プログラム」について、「島々ではインフラが近代化され、住宅や社会施設が建設されている。過去 3 年間だけで、択捉島に学校 2 校が建設された。国後島では幼稚園の建設が進んでいる。プログラムにはユジノクリリスク(古釜布)の地区中央病院の再建などが含まれている。昨年導入された免税制度により、クリル諸島(北方四島を含む千島列島)は経済発展と投資流入への新たな刺激を受けた。現在までに漁業・水産加工の13社が参入している。さらに、クリル諸島では新たな投資プロジェクトの実施地として約140カ所が特定されており、エネルギー開発と発電能力の増加が必要となる」と話した。(citysakh.ru 2023/5/21)

択捉島・紗那の街並み

コメント

タイトルとURLをコピーしました