「北方領土のもの言わぬ語り部」 陸揚庫の動画を根室市公開

終戦直後まで北方領土国後島根室市をつないでいた海底ケーブルの中継施設、通称「陸揚庫」を広く知ってもらおうと、根室市がPR動画を制作しました。「陸揚庫」は昭和4年に建てられた鉄筋コンクリート造りの建物で、対岸の国後島までを結ぶ海底通信ケーブルの中継施設として終戦直後まで使われていました。北方領土に日本人が住んでいたことを伝える貴重な遺構だとして、2021年、国の登録有形文化財に登録されています。「YouTube」に公開された動画ではドローンで撮影した陸揚庫の映像や北方領土から送られてきた電報の写真などを使いながら陸揚庫が果たしてきた役割などを紹介しています。そして、元島民の高齢化が進む中、陸揚庫は「もの言わぬ語り部」として、領土問題の歴史を語りかける存在だとしています。根室市北方領土対策課は「陸揚庫が歴史的な建物であることを知ってもらうとともに、北方領土について関心を持ってほしい」と話しています。(NHK北海道 NEWS WEB 2023/5/12)

「北方領土のもの言わぬ語り部」 陸揚庫の動画を根室市公開|NHK 北海道のニュース

根室国後間海底電信線陸揚施設(通称:陸揚庫)プロモーションビデオ〜もの言わぬ語り部〜 – YouTube

 

 

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