極東の水産加工をけん引する北方四島の近代的な加工場

大規模な水産加工場があるクリル諸島(北方四島を含む千島列島)を擁するロシア極東エリアでは最大 100 万トンのスケトウダラを処理する能力がある。2022 年のロシアのスケソウダラ生産量は190万トンに達し、記録的だった。2023 年の総許容漁獲量(TAC)は 200 万トンを超えている。クリル諸島北部には2つの工場が操業。総割当量が約 4 万トンの「SK BSF」と同1万トンの「Alaid」。クリル諸島中部の択捉島にはオーリャ湾(オーヨ湾)とキトバヤ湾(内岡湾)に「Kurilsky Rybak」の2つの工場がある。プラントの総生産能力は、1 日あたり 1,000 トン以上を誇る。現在、工場は処理能力を高めるために近代化されている。クリル諸島南部の色丹島には「Kurilsky Rybak」(色丹島)と「South Kuril Fish Processing Plant」(国後島)の工場があり、それぞれ 1 日あたり 1,000 トン以上を処理する能力を有している。これらの企業は原材料の量を増やし、高付加価値製品の生産量を増やすために近代化されている。これらの工場でスケトウダラは依然として主要な原材料となっている。(サハリン・メディア2023/4/13)

色丹島・穴澗湾

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