国後島ユジノクリリスク(古釜布)で28 日、築50年以上の老朽化した危険住宅に住んでいた住民30家族に新しいアパートの鍵が手渡された。クリル諸島社会経済発展プログラムの枠組みで、オケアンスカヤ通りに整備された。3階建てのモノシリック構造で震度9ポイントの揺れに耐える。これは地震多発地域の国後島にとって重要なことだ。すぐに生活ができるターンキー方式で、電気ストーブや給湯器などが備えられている。各アパートにはガラス張りのロッジア(開廊)が設けられた。南クリル地区のサボチキナ副市長は「今日、30家族が快適で暖かい、新しい家に引っ越します。おめでとう」と祝福。鍵を受け取ったリュドミラさんは「私の夫ヴィクトルは国後島で生まれた。私は後にサンマの缶詰工場に働きにきてそのまま住みついた。そして今、最後に新築祝いのパーティーを開くことができる。アパート73㎡あり広々としている。サハリンに住む末っ子アレクサンドルが帰省した時に部屋がある。彼には4人の子供がいる。ロシアとサハリンの政府に、建設した企業ストラテジーに感謝している」とうれしそうに話した。国後島では今年に入って、今日引き渡されたアパートを含めて3棟(88戸)が完成している。(sakh online 2023/3/28)
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