択捉島の漁業会社コンチネントがクイブイシェフスコエ湖(ラウス沼)に昨年建設したサケマス孵化場「スヴェトラーナ」–。近くを流れるスヴェトラーナ川(ラウス川)から名前を取った。生産施設は100を超える特別な装置が整備され、それぞれ50万個のサケマスの卵を孵化させる能力がある。昨年は6,000万粒を採卵。夏の初めに放流され、2年後にはスヴェトラーナ川に回帰する。回帰数が最大となるのは2025年から2026年だ。生産能力を高める施設ばかりでなく、新入社員向けの住宅も整備した。「家族の事情に応じて、給料は決められた日時にきちんと支払われるし、すべてにおいて問題はない」と、社員のビクトリアさんは言った。択捉島では現在、さらに2つの孵化場が建設されている。(エトロフニュース2023/2/16)
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