終戦まで根室市と北方領土の国後島を結ぶ通信中継拠点だった国登録有形文化財「根室国後間海底電信線陸揚施設」(根室市西浜町)が、1929年(昭和4年) 9月の建築であることが北海道大付属図書館蔵の資料から明らかになった。(読売新聞北海道2023/1/25)
根室市で21日に開催された「陸揚庫を科学する 陸揚庫総合調査報告会」で、市歴史と自然の資料館の猪熊樹人学芸員が報告した。猪熊学芸員が今月、同図書館に保管されていた札幌逓信局工務課の「工務時報」(31年6月12日発行)の記事の中に「一昨年九月改築された根室ハツタラ陸揚室」と記されているのを見つけたという。
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