北方四島の文化、未来へ 現状と展望報告 黒部でフォーラム 

 北海道で北方四島の自然や文化の継承に取り組む専門家らが「未来につなぐ北方四島の歴史・文化」と題して現状と展望を報告するフォーラムが14日、富山県黒部市の市コミュニティセンターで開かれた。富山県北方四島からの引き揚げ者が北海道に次いで多く、黒部市はその9割が暮らす地域。同市の元島民らも交えて、当時の文化やなりわいの情報収集とその継承の意義を再確認した。(毎日新聞富山版 2023/1/18)

 主催は富山県北方領土資料室など。北海道の根室市羅臼町などで活動する専門家4人の事例報告を黒部市民ら約50人が聴き入った。NPO法人北の海の動物センターの本間浩昭理事は、世界自然遺産・知床を北方四島の北隣のウルップ島まで拡張する「国際平和公園」構想を紹介した。

 

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