色丹島・斜古丹の水産会社所有のトロール船が北クリルで座礁乗組員13人は僚船が救助

12月15日午後、北クリル・パラムシル島のセベロクリリスク市の南6kmのオクルグリ岬沖(第2クリル海峡)で、色丹島・斜古丹にあるオストロブノイ水産加工場所有のトロール漁船オストロブノイ5が座礁した。乗組員13人は救命ボートで脱出し、近くにいた僚船に乗り移って無事だった。北クリルは風速33mの猛烈な嵐に襲われていた。オストロブノイ5は、嵐を避けで錨泊していたが、船長は「座礁を避けるため出航することを決定したが、緊急事態を回避できず、右側に大きく傾き、座礁した」と語った。午後5時40分にボートで脱出した乗組員は同6時に僚船に収容された。船には15トンのカニが積まれていたが、燃料の流出はなかった。天候が回復後、船の撤去作業が行われる。サハリン州運輸検察当局は、船の航行の安全に関する法律が順守されていたか、調査を行っている。(astv.ru 2022/12/15)