国後島ユジノクリリスク(古釜布)にサハリン州最大の小売チェーンであるスーパーマーケット「ストリチニー」がオープンし1年がたった。店舗責任者のオルガ・セルゲエブナさんは「1年前のオーブンの日のことはよく覚えている。好奇心と興味に駆り立てられ、人々は店内を歩き回っていた。そしてスーパーマーケットがいかに便利であるかを理解した。食品だけでなく工業製品も購入できる。私たちの店は地元の軍部隊の軍人にも高く評価された。彼らにとって、24 時間体制で提供される美味しくて新鮮で多様な食品は軍隊生活の重要な部分を支えている」と振り返った。最近の消費者は買い物に際して誰もがお得な特典を探している。「クラブカード『ストリッチニー』で支払うとタバコとアルコール製品を除くすべての商品が割引になる」という。さらに今人気の企画として年賀メールキャンペーンを挙げた。「999 ルーブル以上の購入でポストカードを受け取り、送り先とプレゼント商品を選んで記入し、投函してもらう。新年1月5日にサンタクロースが応募カードから100 枚を選び、あなたが選んだギフトを無料で受取人に届ける」という。「つい6カ月前まで、人々はスーパーマーケットとは何か、なぜそれが必要なのかを理解していなかった。それ自体驚きだったが、今日、多くの人々が常連客になった。彼らはただ買い物をするだけではなく、お客同士が世間話をする、コミュニケーションの場にもなっている。ユジノサハリンスクでは、人々は急いでいて、言葉を交わすことなどない」–。「ストリチニー」の売りはパンや総菜コーナーが充実していることだという。「毎日、焼きたてのパンを並べ、自社で調理した温かい料理やサラダ、軽食、200種類以上のお菓子、デザートを提供している。島のどこにもこれだけの品ぞろえはない。午後8時以降は割引で販売している」と胸を張った。(kurilnews.ru 2022/12/2)
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