北方領土返還「一日も早く」 札幌駅で啓発

 北方領土問題の早期解決を呼びかける「北方領土返還要求中央アピール行動」が東京都内で行われた1日、札幌市内でも啓発活動が行われ、返還運動団体の関係者ら約30人が、一日も早い北方領土返還を訴えた。(北海道新聞札幌圏版2022/12/2)

 道の主催。北方領土の元島民らでつくる千島歯舞諸島居住者連盟(札幌)など9団体のほか、返還運動の担い手として活動する中高生「北方領土サポーター」8人が集まった。参加者はJR札幌駅西コンコースで「北方領土の一日も早い返還はすべての国民の願いです」と書かれた横断幕を掲げ、2月7日の「北方領土の日」をPRするティッシュを配った。

 北方領土サポーターの札幌日大高3年後藤恵望(めぐみ)さん(18)は「返還運動に参加する若い世代が本当に少ない。北方領土を自分の国の問題として理解する取り組みがもっと必要だと思う」と話した。(村上辰徳)

 

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