ロシアの5都市から色丹島を訪れていた「ロシアのフロンティア」ポランティア医師団(15人)は、10月19日から26日までに、約2000人の島民を無料で診察し、372人(大人321人、子供51人)の疾患を特定した。医師団の主任医師でロシア鉄道科学臨床センターの心臓専門医エレナ・ムラセエバさんは「今回の遠征は大成功だった。我々の診察によりガンが見つかるなど、これまで発見できなかった疾患を特定した。患者はさらなる検査と外科的治療のためサハリンに送られる」と総括した。「ロシアのフロンティア」はギドロストロイ社などの支援を受けて15年前からクリル諸島を訪れ、多くの島民の命を救ってきた。(サハリン・インフォ2022/10/31)
コメント