ロシアのスーパートロール漁船「カビタン・ヴドビチェンコ」が21日、クリル諸島(千島列島)北部の漁場に到着し、試験操業を開始した。スーパートロール漁船は、国内の漁船団をアップグレードし、貴重な海洋生物資源の開発効率を高める国家プログラムの一環として建造された最初の船。世界で最も技術的に進歩した船と言われ、オホーツク海やベーリング海でのスケトウダラやニシン、サバの漁獲用に設計されている。船体はアイスクラスArc3に属し、厳しい気象条件でも操業できるため、新しい海域での漁業が可能になるまた、漁獲物を処理するための最新の設備が装備され、従来のスケトウダラやニシンだけでなく、すり身や魚油、魚粉の生産も可能になる。漁獲物はすべて船上で処理され、冷凍される。1 日あたり最大 80トンの切り身、250 トンの魚粉を生産できる。試験操業で、乗組員は漁業設備、魚加工設備をテストし、設定された生産指標に到達することを確認する。(サハリン・メディア2022/10/21)
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