ロシア各地から色丹島を訪れ、住民の無料診療を行っているボランティア医師団「ロシアのフロンティア」の15人が島内の美しい入り江でゴミ拾いを実施した。医師団は住民の病気を治すだけでなく、自然の治療にも貢献した。住民が親しみを込めて「スプーン」と呼ぶ入り江からは左に国後島のチャチャ火山、右に択捉島の山が見える。しかし、足元に目をやるとガラス瓶やペットボトル、網、包装材など様々なゴミが散乱している。ゴミ袋を手にした医師たちによって、小さなビーチは30分ほどできれいになった。モスクワやサンクトペテルブルクから来た医師たちは心臓病、産婦人科医、眼科医、耳鼻咽喉科医、消化器、リウマチ、整形外科、泌尿器科医、神経内科などの専門医で、26日まで色丹島で無料診療にあたる。(サハリン・インフォ2022/10/21)
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