国後島のクリル自然保護区で野鳥調査 珍しいエゾビタキを含め29種712羽を確認

国後島のクリル自然保護区の職員や児童生徒24人が10月1日と2日、毎年競技形式で行われているユーラシア鳥類調査に参加し、自然保護区内で29種、712羽の野鳥を確認した。調査はベスチノエ湖(東沸湖)、ゴロフニン火山(泊山)カルデラ、ヴェスロフスキー半島(ケラムイ崎)、メンデレーエフ火山(羅臼山)の4つのルートで行われ、国後島ではめったに見られないエゾビタキが観察された。カムチャツカからの移動の途中で、今回は写真撮影にも成功した。また、ゴリャチェエ湖(一菱内湖)では、ハジロカイツブリの群れ(27羽)が見つかったほか、ヴェスロフスキー半島で調査に参加した人は幸運にもロシアのレッドダータブックに記載されている希少種ミサゴやオオジュリンを見ることが出来た。一方、オジロワシは4羽確認されただけで、渡りがまだ始まっていないという。(astv.ru 2022/10/7)

エゾビタキ

ミサゴ

 

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