択捉島と国後島 2023年にガス化実現 日本企業が出資するサハリン2の天然ガスを利用

来年、液化天然ガス(LNG)が北方四島に届けられる。サハリン州のリマレンコ知事と国営ガス会社ガスプロム運営委員会のアレクセイ・ミラー委員長が東方経済フォーラムの中で、協定に署名した。協定は、日本企業が出資するサハリン2を利用することを前提に、サハリンでのLNGプラント、クリル諸島での受け取り、貯蔵、再ガス化システムの創設を規定している。リマレンコ知事「来年、環境にやさしいガスがクリル諸島にやって来る。数年前、サハリンのガス化率14%だったが、今では50%を超えた。2025年には州全域をガス化する。パイプラインで供給できない遠隔地はLNG技術を活用する」と述べた。来年は国後島択捉島でガス化に伴うインフラが整備される。色丹島とパラムシル島は2023年第3四半期に完了する予定。国後島のユジノクリリスク(古釜布)、択捉島のクリリスク(紗那)、色丹島のマロクリリスコエ(斜古丹)、パラムシル島のセベロクリリスクの海上ターミナルは、LNGを含むコンテナ輸送と積み替えのために使用される。(astv.ru 2022/9/8)

 

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