カムチャツカ地方の太平洋サケが遡上する川の産卵場がかつてないほど過密状態になっている。科学者たちによると過去10年間で最高のレベルといい、漁業規制システムが導入されたことにより魚の保護対策が大幅に強化されたためと考えられている。カムチャツカ半島の南西岸にあるボリショイ川流域の産卵場を7月末に調査したところ、ベニザケ、シロサケ、カラフトマスの親魚の数が平年レベルの数倍に達していた。カムチャツカでは珍しいサクラマスも大量に確認された。また、ナチキンスコエ湖ではこれまでの3倍以上のベニザケが産卵するようになった。(astv.ru 2022/8/3)
写真はカムチャツカのボリショイ川
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