サハリン–北方四島間で運航している貨客船「ファルフトジノフ」号の1日当たりの運航経費が39.4%値上がりして150万3,400ルーブルに変更される。主な理由は、昨年2隻の新しい貨客船「アドミラル・ネベルコイ」「パべル・レオーノフ」が就航したことに伴い、「ファルフトジノフ」の運航回数が昨年の60便から45便に減ったことによる。運航にはサハリン州の補助金が投入されており、1日の運航経費と航海中の収入に基づいて、運航会社の損失分を勘案しながら補助金が決定される。州政府は運航回数の減少に伴う損失を補償することで、サハリン–北方四島間を航行し続ける経済的メリットを与えている。(サハリン・インフォ2022/6/29)
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