パラムシル島セベロクリリスクの小型旅客機の滑走路建設を請け負う業者がモスクワ近郊の「ノボランド」に決定したが、同社はセベロクリリスクのホテルや学校、病院建設事業への入札にも参加している。滑走路建設は悲しすぎる5年の歴史がある。サハリン州政府は2018年までにパラムシル島と色丹島に滑走路を建設する方針を決め、2017年4月に事業主体のユジノサハリンスク空港会社が設計調査業務の入札を発表した。しかし、請け負ったセベロクリリスクの建設会社スピロは多くの違反を犯したためプロジェクトから撤退、結局何もしなかった。スピロは学校と病院の建設も請け負っていたが、発注者のクリル諸島発展プログラム推進総局から契約を解除されるなど、島内の建設事業はストップ状態にある。一方、色丹島での滑走路建設は今なお始まっていない。(astv.ru 2022/5/25)
色丹島・斜古丹
コメント