国後島でエコツーリズムに取り組んでいるガイドのオクサナ・リズニッチさんが、国後島の手つかずの自然を観察できる「ストルボフスカヤ・トレイル(生態系の径)」で、行楽客がゴミを持ち帰らずに捨てている写真をSNSのテレグラムチャンネルで公表し、警鐘を鳴らしている。3年前にはゴミのないきれいな場所だったという。写真は昨年夏の観光シーズンに撮影したもので、アウトドアを楽しむ行楽客は酒の空き瓶やビニール袋、プラスチック容器、皿、靴など様々なモノを持ち帰らないで、捨てている。リズニッチさんはこれ以上の汚染を防ぐには「ストルボフスカヤ・トレイル」を天然記念物に指定するしかないという。(サハリン・クリル通信2022/5/25)
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