制裁でブリキ不足 ロシア産缶詰製品の価格28%上昇、頼みは同盟国ベラルーシでの増産

ロシア産の缶詰製品が原料のスズの不足により約28%上昇した。ロシア漁業庁によると、西側の制裁によりブリキの輸入が止まり、国外の供給先は中国だけになった。「国内のブリキ製造企業はいくつかあるが、注文量に対応できていない」と全ロシア水産協会ズベレフ会長は言う。制裁とサプライチェーンの混乱により、2022年のブリキのコストは前年同月比65%~83%上昇。これに伴い魚の缶詰製品の価格は約28%上がった。産業貿易省は同盟国ベラルーシの企業が増産することで対応できるとして協議している。(サハリン・インフォ2022/5/18)

 

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