ロシア中銀 2023年後半には制裁に適応する販売場形成 外国に依存しない国内生産基盤が整う

ロシア中央銀行はロシア製品の輸出入に課せられた制裁や制限は、予測期間の2024年まで残ると考えている。「ロシアに対する制裁は、世界の商品市場に影響を及ぼし、価格を高水準に保つ可能性が高い」と説明。ロシアの主な輸出品は割引価格で販売されており、輸出額を抑制している。ロシア産原油「ウラル」の長期的な価格は1バレル55ドルと見積もられている。ロシア経済の見通しについて、2023年後半には、制裁に適応するための新しい経済関係と新しい販売市場が形成され、製品を国内で賄うための基盤が整うとしている。インフレについては、2022年末に18%~23%になるが、それ以降は鈍化し2023年末に5%~7%、2024年には4%に戻ると予測。(サハリン・インフォ2022/5/12)

 

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