5月9日の戦勝記念日を前に、国後島と色丹島ではボランティアによる「聖ゲオルギー・リボン」の配布が続いている。今年、リボンはロシアと数十か国で2000万本以上が配布される。リボンの配布は多くの国で禁止されているが、インドや中国、カザフスタンなどから求めがあり、海外でも配られている。着用方法を示したリーフレットによると、今年は「Z」字型にして胸に留めることが推奨されている。戦争の功労者に敬意を表し、その記憶を忘れないことを誓う印として身につける運動として生まれたが、今年は、ナチズムへの抵抗と平和の維持という意味が加わった。サハリン州選出のゲオルギー・カルロフ下院議員によると、「国防委員会が下院に、この軍事的栄光の象徴であるリボンの地位に関する法案を提出した。聖ゲオルギー・リボンの不適切な使用や信用を失墜する行為に対して、刑事または行政責任が問われることになる」と話している。(南クリル行政府テレグラムチャンネル2022/5/8)
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