サハリン州 発電所のガスタービンを国産技術に置き換え 2025年までに

サハリン州政府は州内の大型発電所で使用している外国製のガスタービンの使用を2025年までに停止し、国産技術に置き換える方針を決定した。西側諸国の制裁措置により、保守点検、部品調達が出来なくなるための措置。サハリン最大の火力発電所のユジノサハリンスカヤCHPP-1は14自治体(人口43万人)に電力を供給しているが、発電量の半分を外国製に頼っている。2012年~2013年に建設されたパワーユニット4号と5号(合計230万メガワットを供給)の5つのガスタービンは米国製。州内で唯一、純国産で稼働しているのはイリンスコエにあるサハリン・グレイス2だけだが、今年4月末に火災事故を起こしている。(サハリン・インフォ2022/5/5)

サハリン最大の火力発電所ユジノサハリンスカヤCHPP-1

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