ロシア連邦捜査委員会のサハリン州ドリンスク地区当局は、法的根拠がないのに徴兵を逃れたとして23歳の地元住民に対する刑事訴訟を開始した。当局の調査によると、容疑者は兵役に適していると宣言され、ロシア連邦の軍隊に徴兵された。2021年9月に住民は市の軍事委員会に出頭するよう通知されたが、正当な理由なしに指定された時間に現れず、徴兵を回避した。(citysakh.ru 2022/4/29) ※「特別軍事作戦」から「戦争」へ。大規模動員の予兆のようなニュース。
ロシア、9日に「戦争宣言」か 大規模動員の可能性も
(日本経済新聞2022/5/1)
ウクライナ国防省の報道官は4月30日、ロシア軍が大規模動員に乗り出す可能性があるとの見方を明らかにした。英国のウォレス国防相もロシアが5月9日の対独戦勝記念日に「戦争状態」を宣言する可能性があるとの見方を示した。戦争状態を宣言すればより多くの兵力を動員できるとみられ、ウクライナでの戦闘が長期化する可能性がある。
ウクライナメディアによると、ウクライナ国防省の報道官は同国東部での戦闘で「近いうちに計画を達成できなかった場合、(予備役動員を含む)総動員に動く可能性を排除しない」と述べた。
ウォレス国防相も4月28日、英LBCラジオで、ロシアが5月9日の対独戦勝記念日に「世界のナチ勢力と戦っているとして戦争状態を宣言するのではないか」との見方を述べた。根拠となる情報はないという。ロシアは2月24日のウクライナ侵攻開始以降、「特別軍事作戦」と位置づけている。
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