プーチン大統領は第二次大戦におけるソ連とナチスドイツの行動を同一視するような記事や意見を公にすることを禁じる法律に署名した。16日に法律情報ポータルサイトで公表された。法律によると、メディアやインターネットで、ソ連の指導者の決定や軍の行動などをナチスドイツと同一視する意見表明したり報道すること、ナチスドイツを打倒したソ連の決定的な役割を否定するこ、ヨーロッパ諸国の解放に果たしたソ連の人道的使命を否定することを禁じている。違反した場合、一般市民は2,500~5,000ルーブルの罰金または15日間の拘禁。法人は5万~10万ルーブルの罰金または90日の活動停止が課せられる。法案の提案者の1人、連邦院文化委員会のエレナ・ヤンポルスカヤ委員長は「ウクライナ、ポーランド、バルト諸国の専門家、政治学者が第二次大戦と大祖国戦争の歴史を中傷し、ウクライナの非ナチ化と非軍事化のために戦っているロシア軍を誹謗中傷している。我々の曾祖父や祖父、兵士の名誉を守る。これは彼らのために出来る最低限のことだ」と語った。(astv.ru 2022/4/17ほか)
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