サハリン郷土博物館で「記憶の呼びか…サハリン捜索運動」展が開催されている。ソ連兵やロシア兵の遺骨収集を行っている「ロシアの捜索運動」サハリン州支部とポベダ博物館・記念館による共同プロジェクトとして企画された。サハリンの捜索運動は2014年に開設され、日露戦争(1904~05)の研究をはじめ第二次大戦末期のクリル諸島上陸作戦で亡くなった兵士たちの遺骨収集と記憶を伝承する活動を行っている。日本軍との激しい戦闘が行われたシュムシュ島(占守島)で発掘された兵士のヘルメットや携行品などのほか、日本軍が使用していた有坂三十年式歩兵銃なども展示されている。(サハリン・メディア2022/4/3)
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