サハリンの住民は、地元の薬局に重要な薬がないと再び不満の声を上げている。3月半ばに、甲状腺ホルモン製剤が薬局から姿を消した。翌日、サハリン州保健省は、薬が入手可能であると報告したが、患者は薬局の棚にもウェブサイトにも薬を見つけることが出来なかった。昨日、サハリン州政府のウラジーミル・クズネツォフ保健大臣は、L-チロキシンの入手可能性について尋ねられたとき、「薬がないというのは誇大なデマによるものだ。今は通常通り供給されている」と語った。このニュースに怒った住民がサフコム通信に電話してきた。「私の愛する人は、ユーティロックスやその代替品であるL-チロキシンを毎日服用する必要がある。当局者の保証にもかかわらず、それらは販売されていない。いつ入荷するか、薬剤師は誰も知らない。当局はただ嘘をつく。それだけだ。彼らは黙っていた方がいい。モスクワにはL-チロキシンがあるが、サハリンに配達されない。大臣は薬が存在するというが、嘘からは何も生まれない。情報を公開してほしい。私たちは薬を使い果たしている」と訴えた。今日、別の住民が薬局サイトのスクリーンショットを撮り、重要な薬がどこにもないことを証明した。サフコム通信はある病院の主任医師に取材した。「これらの薬が実際にはどこにも見つからない」と言った。今、この薬を多く人が必要としている。私たちは偽の情報が罰せられる時代に生きている。サハリン州政府から疑わしい情報が繰り返し提供されている。規制当局が重要な医薬品の調達と供給がどのように行われているか確認したくないのはなぜなのか?なぜ患者は命を救おうと奮闘しないのか。サフコム通信はサハリン州の検察庁に調査を実施するよう要請する。(サハリン・インフォ2022/4/1)
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