日本がロシアのサハリン2石油・ガスプロジェクトから撤退することを決定した場合、150億ドル相当(1.8兆円)の追加の液化天然ガス(LNG)を輸入する必要があると、日経アジアが伝えた。ロシアのLNGをスポット購入に完全に置き換えると、日本の輸入コストは約1.8兆円(150億ドル)増加し、輸入額は3割増加する。TASSによると、近年、日本のLNG輸入量に占めるロシアのシェアは約8.8%であり、そのほとんどがサハリンから輸入している。岸田首相は、サハリン石油・ガスプロジェクトに関心を持っており、その枠組みの中でエネルギー資源を購入し続けると述べている。(サハリン・クリル通信2022/3/22)
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