択捉島を管轄するクリル地区のロコトフ市長は、日本との領土交渉を停止するとしたロシア外務省の決定を支持した。市長によれば、クリル諸島(北方四島)がビザなし交流や経済面で交流してきた国である日本の立場は、受け入れることは出来ないという。「現在の状況で、日本が取った立場は受け入れられないものだ。かつてナチスドイツを同盟国として支援し、第二次大戦で彼らがナチスと組んだ時、私たちは厳しく日本を罰した。しかし、75年たって、復讐を求める人々が再び鎌首をもたげている。もちろん、制裁の圧力やビザなし交流廃止に、我々は屈することはない。共同経済活動の廃止は、日本が我が国に行っている前例のない制裁措置への対応である」とコメントした。(サハリン・クリル通信2022/3/22)
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