北海道の鈴木直道知事は25日の記者会見で、緊迫するウクライナ情勢を巡り「北方領土問題などに影響する懸念がある」と述べた。日本人とロシア人がパスポートとビザ(査証)なしで行き来する北方領土のビザなし渡航は「情勢を注視する必要はあるものの、早期再開が大切だ」と話した。(日本経済新聞2022/2/25)
鈴木知事は「ロシアと取引がある北海道企業もある。道内経済や北方領土問題への影響も懸念されるため、道庁内で情報収集するよう指示した」と話した。ビザなし渡航は新型コロナウイルス感染拡大で直近2年続けて中止している。
コメント