暴風雪の中、色丹島からサハリンに向かったフェリー「アドミラル・ネべルスコイ」号が、今度は流氷帯に阻まれ、サハリンのコルサコフ港に近づくことができず、やむなく進路を変更し、津軽海峡海経由で北海道を一周してサハリンを目指すことになった。すでに出航から7日間が経過している。同船にはサハリンでの大会に出場予定だった色丹島のボクシングチームの子供たちが乗っている。引率しているチームの監督がテレグラム・チャンネル「シコタン・ニュース」に投稿した記事によると、「我々は大会に間に合わなかった。27日にサハリンから飛行機に乗って島に戻ることを望んでいる。子供たちに問題はない。船内でドーピングや喫煙の問題について講義している」という。無事サハリンに着いて、飛行機に乗れたとしても、到着地の国後島からさらに色丹島に渡る必要があり、冒険はまだまだ続く。(astv.ru 2022/2/25)
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