択捉島 行政や議会がホームレス動物の一時収容施設を調査

 択捉島の住民から、野良犬などホームレス動物を一時的に収容する施設で動物が虐待されているのではないかという指摘があり、クリル地区行政府のシェフツォフ副市長と地区議会のベラウソワ議長が施設を調査した。行政府によると、「現在の法律では、捕獲されたホームレス動物は不妊や去勢の処置を行った後、以前にいたエリアに放されることになっているが、攻撃性がうかがわれる動物は施設に残されている」という。この日に調査では、負傷した動物はおらず、エサも与えられ、獣医の世話を受けていることも確認された。ただ、施設は狭いことから、今後敷地や建物を増やす計画という。行政府では、択捉島にはホームレス動物の運命に無関心でない人々も多くいるとして、建築資材の提供や建設・清掃作業を行うポランティアなど、幅広い協力を呼び掛けている。(サハリン・クリル通信2022/2/15)

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