ロシア軍は2月7日から南クリル諸島(北方四島)海域でロケット弾の発射訓練を開始した。演習エリアは国後島の南東海域、ラぺルーズ海峡(宗谷海峡)を含む広い海域。演習の事前通告を受けた日本側はロシアに抗議するとともに、海上保安庁が航行警報を出して注意を呼び掛けた。択捉島ではミサイル部隊が配置されているほか、マツア島(松輪島)にはバスティオン・ミサイルシステムが配備され、敵の上陸からクリル諸島を防衛する。一方、クリル諸島海域のロシア艦船は敵の「地上目標」に対するミサイル攻撃訓練を公然と行っており、これは敵の領土に向けた攻撃を想定したものとみられる。(citysakh.ru 2022/2/9)
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