国後島、色丹島、歯舞群島を管轄する南クリル地区の元副市長で、今年1月にサハリンのオハ地区副市長に就いたエリザヴェータ・アンドレエヴァ氏が解雇された。サフコム通信によると、彼女の高等教育卒業証書が偽物だったためという。アンドレエヴァ氏が石油労働者の町の副市長に就任したことは1月1日に知られるようになった。オハ地区のカシャノバ市長の意向に反して任命された、と報道された。結局在職期間は長く続かなかった。彼女はサハリンで常に注目を集める人物で、南クリル地区の第一副市長を務めていた2020年、サハリン州政府は彼女をホルムスク地区の市長のポストに就けようと動いたが、地元の議員の反対で実現しなかった。南クリル地区では当時のブラセンコ市長とともに世間の注目を集めただけでなく、刑事事件の捜査対象にもなり、南クリル地区市長の椅子に座ることはできなかった。オハ地区副市長への任命は、再びアンドレエヴァ氏に地区を率いる機会を与える試みのように見えたが、州政府はまだあきらめていないようだ。(サハリン・インフォ2022/2/4)
コメント