クリル諸島(この場合、北方四島を含む千島列島)は映画のロケ地として大きな可能性がある–。ロシア極東・北極圏開発省のチェクンコフ大臣は「ロケ地誘致は、世界中の映画制作者の間で高い需要がある。クリル諸島には、美しい風景と手つかずの自然があり、誰も訪れたことがない場所がある。ロシアと国際的なクリエイティブグループ、映画スタジオの関係者を招待する」と語った。大臣は一例として「ロードオブザリング」の三部作の撮影が行われたニュージーランドを挙げた。世界的に有名になった映画は観光客を引きつける磁石となり、島国に利益をもたらした。また、大臣はクリル諸島の島々がサーファーやプロのアスリートを引き付けることができると考えている。サーフィンに欠かせない理想的な高い波があるからだ。「スポーツやレクリエーションのための新しい場所を見つけることを夢見ているサーファーは世界中にたくさんいる」と大臣は付け加えた。(サハリン・クリル通信2022/1/20)
国後島・爺爺岳をバックにサーフィン
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