北方四島へ「前例のない」免税制度を導入する法案 ロシア下院第一読会を通過

クリル諸島(北方四島を含む千島列島)に投資を呼び込むための「前例のない」税制を創設する法案は18日、ロシア下院で最初の読会を通過した。法案は新規にクリル諸島で設立された企業に対して、20年間にわたりほぼすべての税金(所得税、固定資産税、土地税、輸送税)を免除するもの。さらに進出企業には7.6%の割引保険料率を適用する。法案によると、例外規定があり、仲介業のほかクリル諸島の外にも事業所を有していたり、炭素原料の抽出や処理、エビを除く貴重な甲殻類を漁獲する企業などは除外される。下院のイリーナ・ヤロバヤ副議長は「投資した企業が裁判所を走り回る必要がなく、利益を自動的に受け取れることが重要だ。法案には必要なすべての条件が明確に示されている」と述べた。(サハリン・クリル通信2022/1/19

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