今年創設75周年を迎えたサハリン州の歴史を振り返る記念展示「サハリン・クリル諸島47」が1月2日、ユジノサハリンスクにあるポベダ博物館・記念館で開幕した。旧ソ連は1946年2月2日、占領した南樺太と北方四島を含む千島列島を管轄する南サハリン州を設置。翌1947年1月2日には、南サハリン州をサハリン州に編入し、現在の姿になった。展示では、ソビエトとロシアの文化だけでなく、島の長い歴史の中で独特の痕跡を残している日本の文化、そして韓国の文化も含めて生活用品や衣服、写真を通して、この地域の発展の歴史を振り返っている。展示会は3月末まで。(サハリン・クリル通信2022/1/2ほか)
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