子供はお菓子売り場にまっしぐら。お母さんは野菜、果物、肉コーナーに飛んで行った。択捉島ゴリャチエ・クリュチ(瀬石温泉)にオープンしたスーパーは、開店から大勢の住民が訪れ、ミカンやトマトが10分ほどで売り切れとなった。開設したのは択捉島の水産企業コンチネントの農業部門を統括するコンチネント・アグロ。総面積は340㎡あり、大きな町のスーパーと比べてもそん色ない。店舗の棚には島で栽培、生産された商品がずらりと並ぶ。「ここに来て、まず価格を調べた。クリリスク(紗那)と同じ値段で売っていた」と地元の主婦は好印象を持った。スーパーは「ソーシャルストア」のステータスを持ち、行政が展開する「手ごろな価格の魚プログラム」にも参加しており、消費者の財布に優しい店になっている。(クラスヌイ・マヤーク2021/12/27)
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