「夏の観光客の増加により、追加の航空便が必要だが、それは可能か?」–北クリル・セベロクリリスクの議員がリマレンコ知事に直接質問した。「もちろん、可能だ」と知事は即答した。そして続けた。「セベロクリリスクの飛行場は2022年に建設される。カムチャツカのペトロパブロフスキー・カムチャッキーから19人乗りの小型機が飛んでくる」「リゾート開発を手掛けるロサ・クトールは北クリルで観光プロジェクトを実施しており、現在、飛行場の再建に取り組んでいる」「将来的にユジノサハリンスクから直行便が飛ぶだろう」と答えた。小型機の購入と飛行場の建設は数年前から進行中だ。前のコジェミャコ知事の時代に始まり、連邦運輸省と協議が行われた。セベロクリリスクと色丹島の滑走路は2019年に完成する計画だったが、いつものように、そんなものは現れず、2021年になっても実現していない。そして今は2022年に完成するという。根拠のない見通しに対して、疑問が現れ始めている。楽観的な計画は他にもある。2021年に着工するはずだった北クリルの観光リゾート計画。これが近い将来実現するかどうかは、ユジノサハリンスクとの直行便がいつ出来るかによるだろう。(サハリン・インフォ2021/12/24)
コメント