択捉島・留別湾の座礁船 海洋画家アイヴァゾフスキーの作品みたい

Instagram @yut_ebeniaに択捉島の印象的な写真が公開された。ユーザーは帝政ロシアの海洋画家イヴァン・アイヴァゾフスキーの作品を彷彿させるとコメントを寄せている。写真家はクリル諸島(千島列島)で素晴らしい写真を撮ることができた。廃船は、空からこぼれる光の中で波に揺られた。まるで太陽が船を照らしているかのようだ。「傑作だ。アイヴァゾフスキー。そこに行って、自分の目ですべてを見ることができたらいいのに」と、あるユーザーはコメントすると、以前、この船に乗っていたという人も書き込んだ。「写っているのは2008年に択後島のクイビシェフスキー湾(留別湾)で嵐によって座礁した船だ。私は90年代後半にその船の船長だった。とても悲しい絵だ…」と、思い出を書いた。(サハリン・クリル通信2021/12/16)

イヴァン・アイヴァゾフスキー（ロシア、1817〜1900）が描いた月夜の海