北クリル・シアシュコタン島の「ブラック・ドラゴン」温泉 温度半減、間欠泉も止まる

クリル諸島(千島列島)のシアシュコタン島(捨子古丹島)で最もユニークで美しい温泉の一つ錆びた温泉「ブラック・ドラゴン」の温度急激に下がっている。過去数年にわたり調査してきたサハリンの科学者ラファエル・ザルコフ氏が発表した。科学者によると、かつては93度に達し、間欠泉は数mにも吹きあがり、太平洋上からも見ることができたが、今は見る影もない。「自然界に恒常性はなく、すべてが変化する。ブラック・ドラゴンは40度をわずかに超える温度の静かなさびれたお風呂に変わった」と、自身のインスタグラムに書き込んだ。ブラック・ドラゴン温泉は、シナルカ火山の北東にある。アシュコタン島は、2026年までにホテル、農場、レクリエーションセンター、ウォーキングルートのほか交通インフラを備えた観光クラスターを形成するクリル諸島9つの島の1つになる。クリル諸島にレクリエーションエリアを創造するロシア政府の法令は、今年8月27日に発効した。(サハリン・クリル通信2021/11/30)

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