国後島ユジノクリリスク(古釜布)の南クリル郷土博物館で、「博物館の収蔵品から」と題した展示会が開かれている。博物館に収蔵されている紙幣、コインのほか、国後島を描いたプロやアマチュア画家の作品がホールに展示されている。これらの収蔵品が一般に公開されるのは極めて珍しい。1991年から1994年にかけて、北海道(中標津)と国後島の若者たちが光のメッセージを交換し交流した際に、北海道側から贈られたひな人形のセットも展示されている。当時の国後島側の共同議長を務めていたA.Lザジラコ氏が博物館に寄贈したもの。交流の中で、両地域の若者たちは何度か直接会っているが、その中で三段飾りのひな人形がロシア側にプレゼントされた。(kurilnews.ru 2021/11/19)
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