北方四島を含むクリル諸島への免税制度導入に関して、サハリン州のリマレンコ知事はサハリン本島のコルサコフ市を含めるよう求めていく考えを示した。「コルサコフ港は水産物の処理とロシア本土への輸送のための重要なターミナルであり、さらに、ヨーロッパとアジア太平洋を結ぶ北極海航路のハブになる」と述べた。クリル諸島に導入される免税制度は、漁業と水産加工企業に影響を与える。専門家によると、水産加工の生産量は2倍になるとされ、「クリル諸島だけでなく、他の場所で実際の作業を行うことを認める必要がある」と語った。知事によると、クリル諸島の発展を強化するすべての提案は年末までに策定され、連邦政府が承認した後、立法作業が開始される。(サハリン・クリル通信2021/10/21)
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