国後島 サケが産卵する8河川、2湖で産卵床など調査 VNIRO

ロシア漁業海洋学調査研究所(VNIRO)のサハリン支部の研究者が9月22日から10月5日まで、国後島でサケが産卵する8カ所の河川と2つの湖を調査した。北部の太平洋側にあるフィラトフ川(留夜別川)では、カラフトマスの産卵が終わり、シロサケの産卵が始まっていた。100㎡あたり30~50のカラフトマスの産卵床が見つかった。また、ラグンノエ湖(ニキシロ湖)ではシロサケの産卵は確認されなかった。調査は太平洋サケの繁殖効率に関する研究の一環として行われ、2022-2023年の個体数の予測や国後島沿岸水域の受け入れ能力の評価に使用される。(サハリン・インフォ2021/10/22)

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国後島北部太平洋側のフィラトフ川(留夜別川)

f:id:moto-tomin2sei:20211022123639j:plain国後島北部のオホーツク海側にあるセベリャンカ川

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