北方領土問題への関心を高めてもらおうと、道はおもちゃのブロックでつくった北方四島のジオラマを札幌市内で展示しています。札幌市中央区の地下歩行空間「チ・カ・ホ」に展示されているのは、おもちゃのブロック「レゴ」でつくった北方四島と、隣接する根室市などのジオラマで、横1.5メートル、奥行1メートルほどの大きさがあります。(NHK北海道NEWS WEB2021/10/20)
ジオラマにスマートフォンなどをかざすと、AR=拡張現実で北方四島の写真や解説が映し出され、歴史や自然を学ぶことができます。この中では歯舞群島の昆布漁や缶詰工場の様子、エトピリカなどの生き物や高山植物といった、それぞれの地域の特色が紹介されています。
道北方領土対策課の千葉真一郎さんは、「若い人にも北方領土問題を理解していただけるようにブロックを使ったジオラマを設置しました。北方領土問題が道民、国民全員の問題だということを理解していただきたいと思います」と話していました。ジオラマは来年2月20日まで展示されています。
コメント