北方領土・国後島から「亡命のため泳いできた」と話し、入管施設に収容されていたロシア人男性(38)が仮放免されたことが14日、政府関係者への取材で分かった。入管当局が難民申請を不認定としていたことも判明。男性は不服を申し立てる「審査請求」をしたため、当面は送還されない。(北海道新聞2021/10/15)
男性は8月に根室管内標津町で警察に保護され、同月末に難民認定を申請していた。関係者によると、不服申し立て後、10月に入って一時的に収容を解く「仮放免」が認められ、収容先だった東日本入国管理センター(茨城県牛久市)から出た。
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