今年7月、ロシアのミシュスティン首相が択捉島クリリスク(紗那)の地区中央病院を視察した際に約束した医療機器整備の第一弾として、コンピューター断層撮影装置(CTスキャン)の入札情報が公表された。調達サイトによると、価格は5,000万ルーブルで、納期は12月20日。視察の際、医師からCTスキャンやデジタルマンモグラフィー、血液分析装置、イライザ分析装置が不足していると訴えたのに対して、連邦政府が整備すると約束した。これを受け、連邦予算8,000万ルーブルが州政府財務省に移転された。残りの資金はマンモグラフィーなどの購入にあてられる。(サハリン・インフォ2021/10/8)
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