国後島ユジノクリリスク(古釜布)の住宅で発生した不気味な甲虫が、種の特定など研究のためにモスクワに送られることになった。南クリル地区行政府は「甲虫のサンプルを採取しており、クリル自然保護区を通じてモスクワに送られる。甲虫の正体が特定されるまで、毎日掃除する」と語った。甲虫の侵入を受けた住民は「住宅の窓枠のすき間やひび割れを修理する必要がある。甲虫は内部に巣くっている」と話す。サハリンの昆虫学者は、甲虫の写真からゾウムシの可能性を指摘した。これまで3度にわたり殺虫剤で駆除を試みたが、退治できなかった。(サハリン・クリル通信2021/9/13)
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