プーチン大統領「新たな輸出拠点、経済成長の中心がクリル諸島に出現することが重要だ」

ロシアのプーチン大統領は、東方経済フォーラムでのスピーチで、クリル諸島(※この場合、北方四島を含む千島列島)に導入する特別な免税制度、自由関税ゾーンについて詳細を明らかにした。プーチン大統領の発表は、サフ・コム通信が報じたロシア極東・北極圏開発省の情報とは異なっていた。付加価値税、固定資産税、土地や運輸税について税率をゼロにすることは変わっていないが、大統領は適用期間を20年ではなく10年に変更していた。また、大統領は仲介業や水生生物資源の漁獲関連、炭化水素の生産・処理などの分野は収益性が十分に高いことから優遇措置を受けられないとした。「この優遇措置がクリル諸島の発展に大きな成果をもたらすことを願っている。観光や養殖、水産加工など有望なプロジェクトが立ち上がり、大きな輸出の可能性を秘めた新しい経済成長の中心がこの地域に現れることが重要だ」と述べた。(サハリン・インフォ2021/9/3)

f:id:moto-tomin2sei:20210904093333j:plain

色丹島・穴澗湾

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました