gazeta.ru 2021/8/21
ロシア市民が札幌の入管当局に連行された。暫定的な情報によると、極東ヘクタールを所有するロシア人は、政治亡命を得るために、クリル諸島から北海道まで泳いだ。ロシア側は事件の状況を明らかにしている。
R南クリル地区行政府の情報筋によると、ロシア市民はウドムルト出身で、過去3年間国後島に住んでいる。彼はユジノクリリスク(古釜布)の南54キロに位置するゴロフニノ村(泊)から北海道の標津町に渡った。
インテルファクス通信は、彼は内向的で寡黙な人物であり、日本文化の大ファンだったという。国後島に到着する前に、彼は「極東ヘクタール」でゴロブニノ近くの土地を受け取った。(2016年に開始された極東ヘクタールプログラムの下で、ロシア市民は誰でも極東の土地を無料で受け取り、そこで事業を行う権利がある)その後、彼はドゥボボエ村の廃屋に住み、8月17日、地元住民は彼が行方不明になっているのを発見し、捜索を開始した。
彼は、あちこちで運送のアルバイトをしていた。アパートを調べたところ、日本のポスターなどが見つかり、日本の文化が大好きだった。日本にあるロシア大使館は「札幌のロシア総領事館が日本の当局と緊密に連絡を取り、関連する状況を明らかにしている」とコメントしている。
Telegram channel “PE Sakhalin”
2021/8/21
日本のメディアは、亡命を求めて国後島の居住者が到着したと報じている。時を同じくして、国後島のユジノクリリスク(古釜布)の居住者で、以前イジェフスク(ロシア西部)に住んでいた男性の失踪事件が明らかになった。信じるかどうかは別にして、彼はウェットスーツを着て、24キロを泳ぎ、北海道にたどり着いたという。彼は日本に亡命を求めているが、その機会が与えられるかどうかはまだ不明だ。彼の知人によると、彼はいつもこの考えを夢見ていた。日本に渡る前に、彼は海岸にバイクを置き去りにし、友人にそれを回収し、売ったお金を送金するよう頼んだ。「亡命者」は別の友人に、すでに遠くにいると書き、待たないように頼んだ。
Novayagazeta 2019/4/15
彼はイジェフスク出身で、若い頃に日本に興味を持つようになった。合気道を学び、辞書や会話集を集めた。大学卒業後、友人の勧めでウラジオストクの無料日本語コースに留学した。それから2011年に、2カ月半の間、日本を旅し、ストリートミュージシャンと知り合い、ギターを弾くことを学んだ。しかし、ビザ制度に違反したため、彼は特別な拘置所に入れられ、国外追放となった。その後、彼は「極東ヘクタール・プログラム」を利用して国後島のゴロブニノ(泊)村の近くに無料の土地を手に入れ、ポケットに7000ルーブルを持ってやって来た。ゴロブニノでは、地震後に出来た緊急避難住宅を与えられたが、多くの場合、彼は友人とユジノクリルスクに住み、用務員として働いている。彼は、週に2回図書館で開かれている日本語教室に参加している。日本語のレッスンは、ロ日友好クラブによって15年以上運営されている。彼の夢は札幌への留学だという。
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